連絡はできていたのに、彼の態度が冷たい。
その態度に、「もういいや!」と思っても、思い出すのは彼のことばかり。
我慢できなくてLINEすると、返事は素っ気なくてまたへこんでしまう。
復縁を望んでいてもそんな思いが堂々巡りになっていませんか。
復縁は決して無理なことはありません。
今回、態度の冷たい元カレの心理と復縁に向けたアプローチを調べてみました。
統計でみる復縁率は?
そもそも、復縁を果たしているカップルは確率的にみて、どれくらいなのでしょうか。
過去10年間に限定して調べてみても、様々な機関で調査が行われていることがわかりました。
”復縁”というテーマに対する関心の高さが伺えます。
要点のみ公開されてた記事で復縁率を調べると、
・2009年 テキサス大学での調査(対象は大学生) ⇒ 65%
・2012年 Journal adolescent researchの記事(対象は17-24歳) ⇒ 44%
・2013年 カンザス大学の調査(対象は同棲していたカップル)⇒ 37%
標本数が公開されていた大規模な調査では、
・2015年 AP通信の調査 (対象は18歳以上の男女1240人)⇒ 41%
・占い・恋愛雑誌ziredによるアンケート (対象は10代から60代の1070人) ⇒ 17%
詳細として、男性から復縁を持ち掛け成功は25%、女性から復縁を持ち掛け成功は38%
という結果が出てきました。
国や文化、年齢、標本数によって、結果にばらつきはありますが、全体では40%の復縁率となっています。
5人に2人は復縁していることになります。
傾向として、10代~20代前半では復縁率が高く、さらに、女性側から復縁を望む場合のほうが、男性側より確率が高いという事です。
復縁への可能性が出てきました。
元カレの態度が冷たいのは嫌われているから?男性の心理3つ
復縁の可能性が無いことはない、ということはわかりました。
でも、元カレの反応は冷たいし、嫌われていたら、そもそも希望なんてなさそう
どうせ私なんか・・
そんな声が聞こえてきそうですが、諦めるのはまだ早いです。
”冷たい” と感じるのはあくまで、あなたというフィルターを通して感じている主観的なものにすぎません。
主観なんて、人によって違います。
冷たいから〇〇に違いない ⇒ きっと〇〇だ
主観を根拠にしてしまい、落ち込むのはちょっと待ってください。
男女の脳の情報処理過程の違いは様々な研究でも明らかになっています。
あなたが冷たいと感じた彼の態度には、どのような心理があるのでしょうか。
大きく3つあげてみました。
1.単に、面倒くさい
メールの返信が冷たいと感じるのは、あなたの送った内容次第かもしれせん。
そもそも、男女ではメールに関しての捉え方の差があり、以下の傾向があります。
・男性は連絡事項をやりとりするツール
・女性は共感を求めるコミュニケーションのツール
「今日はこれ食べたよ」「これかわいいよね」などの近況報告は
彼にとってどうでもよく、さらに、いつ終わるかわからない内容に付き合わされることになります。
長々としたメールのやり取りは、男性にとっては面倒くさいと感じるかもしれません。
2.気になる事がある
男性は基本、同時にあれこれ気を遣うことは苦手です。
他に気になることがあるので、あなたへの優先順位は下がっている状態が考えられます。
・新しい仕事をしている
・熱中する趣味がある
など、現在の状況に一生懸命なので返事が素っ気ないのかも。
しかし、
・気になる女性がいる
・新しく彼女ができた
という場合は、あなたへの興味自体が薄れているため、返信が適当になっているのかもしれません。
または、今カノから「連絡禁止令」が出ている可能性もあります。
3.距離を置こうとしている
まじめな人に多い印象ですが、
気持ちの整理をするために、意識的に距離を置いているかもしれません。
ここでいう気持ちの整理というのは2つあります。
1つ目は、別れた後であなたと関わるうちに、彼自身の気持ちが分からなくなっている状態です。
別れても連絡を取っている理由は「寂しいから」「単に、楽しいから」など、元カレにもあるのでしょう。ただ、あなたに対する気持ちが恋愛感情なのか、復縁をしたいのか、分からなくなっているのかもしれません。
2つ目は、あなたに気持ちの整理をしてもらいたいという気持ちです。
素っ気なくすることで、あなたにあきらめてもらい、前に進んでほしいという願いがあるのかもしれません。また、いつまでも前に進めないあなたに対し、責任を感じているのかもしれません。
男性の心理 おさらい
・男性にとってのメールは連絡事項。会話式の内容は面倒くさいと感じています。
・男性は、一点集中型。あれこれ同時にできないため、優先度の高いものから処理していきます。
・わざと距離をおき、あなたへの気持ちの整理や、逆にあなたにあきらめてほしいと思っている場合です。
復縁への3つのステップとNGポイント
元カレからLINEを完全にブロックされたり、連絡を遮断される状態になっていなければ、復縁に向けたアプローチは可能です。
では、復縁に向けてどのようなことを、どの時期にしたらいいのでしょうか。冷却期間の時期、冷却期間後の行動、会うタイミングについてまとめました。
1.冷却期間を設け、その間はこちらからの連絡はNG!
占い・恋愛雑誌ziredの調べでは破局前の交際期間は1-2年が多く、冷却期間は3ー6か月が多くなっているようです。
成功した人の56%が半年以内、70%が1年以内によりを戻しています。ただし、喧嘩が原因であれば1ヶ月以内が有効のようです。
この期間中、まず、自分を客観的にみることです。
自己中になっていませんでしたか?
問題となったことを出来るだけたくさん書き出します。
・喧嘩したときの出来事(彼が記念日を忘れた、など)
・その時の自分の感情(悲しい、悔しいなど)
・その時自分の行動(謝る彼をののしる、無視を続ける、など)
などなど、文章に起こしてみると、喧嘩になった出来事に対する自分の感情とその後の行動が客観的に見えてきます。
書き出していると、パターンが見えてきます。
同じことで喧嘩なっていたり、解決しないまま、なんとなく仲直りしていたのかもしれません。
分析していくと、自分の行動や感情を冷静に見れるようになり、問題の質を以下に振り分けることができます。
・修復できる可能性のある問題(彼がわかりやすいように態度でなく言葉で伝える、など)
・受け入れることができない問題(彼の浮気、ギャンブル癖など)
この作業で、元カレとの価値観の相違を感じ、復縁をしなくてもいいと、感じる人もいるかもしれませんね。
逆に、感謝の気持ちがうまれ、かけがえのない人だと再認識するかもしれません。
・自分にとって、彼はどういう存在なのか、
・自分が大切にしているもの(価値観)はなにか、
・彼のいない人生、いる人生、どう違うんだろう
など、感情から一歩引いて客観的に自分を見たときにわかってくるものがあると思います。
2.冷却期間後は、未練たらたらメールはNG!
「今何してるの?」「誰と一緒?」「私って面倒くさい?」
など、彼の行動を把握しようとする内容や、彼に言ってほしいことを誘導するメールになっていませんか?
それでは、彼は警戒してしまい、あなたを遠ざけようとしてしまいます。
メールはあくまで軽めに!
彼のことを気遣う内容や、共通の趣味などで抑えておき、自分の近況報告は控えましょう。
相手のことを探る内容は絶対にダメです。
元カレにすでに彼女ができてしまっているかもしれせん。
その場合は、つらいですが、あくまで相談役にまわりましょう。
男性は自分がふった女性でも好きでいてほしいもの。「やっぱり俺のことをよくわかっている」と思い直すかもしれません。
3.すぐに会おうとするのはNG!
上記2で連絡が自然になってきたら、彼から「会おう」と言ってくれればベストです。
なかなか、彼からその言葉が引き出せない場合は、共通の友達と会う際や、同窓会などで再開できれば、未練がましくうつりません。
再開した際、あなたに興味をもってもらうために、健康的なダイエットや、それが難しければ、メイク、ファッションなどを駆使して外見を変えて付き合っている時より違うあなたを見せましょう。
男性はギャップに弱いもので、印象の違うあなたにドキッとしていれば、
あなたへの態度がわかりやすいくらい変わるはずです。
復縁に向けたステップ おさらい
・冷却期間中は自分と向き合う時期。客観的に自分を見つめなおしましょう。
・冷却期間後は未練がましい態度を見せず、あくまで理解者の立場に立ちましょう。
・彼から「会おう」と言わせたら復縁のチャンス大!再会の際に付き合っていた頃と違うあなたを演出しギャップを強調。彼をドキッとさせましょう。
結論
トーキョー女子映画部による復縁後の関係に関するアンケートで、復縁成就率は24.5%でした。そのうち、結婚まで至ったのは8.9%でした。
決して高い数値ではないかもしれません。
しかし、24.5%のカップルは、復縁をあきらめず行動した結果、別れる前よりお互いの理解が深まったのではないでしょうか。
復縁を通して、苦しいかもしれませんが、あなたにも成長があります。
良く知っている元カレだからこそ、困難を乗り越えた先にかけがえのないパートナーとなる可能性があります。
元カレが大事な人だと再確認できたらなら、その出会いを大切にしてください。
復縁がうまくいくように願っています。